2018年の1月、日本でとある製麺学校に2週間通ったことをきっかけに、突如として具体化してきたサンチャゴ初の製麺所への道。(韓国人の製麺所はあるけど日本人のいわゆる中華麺やうどん?の製麺所は初?)

それまではぼんやりと、なんとなくやってみたかった製麺というキーワードが、その製麺学校のカンブリア宮殿にも取材された名物校長先生に

「わださ~ん あんた良かったね、あんたここに来て得したよ~~やらないと人生の損だよ~~チリに見に行くから頑張って~~~」

と言われたのを真に受け、人生の損とまで言われてはやらないわけにはいかないのではないかと、以前からなんとなくなんとなくやりたかった製麺所を、本格的にやってみることを決意しました。

ちょうどおりしも2ヶ月間も日本にいる時間があったので、横浜の商工会議所に電話をかけてみたところ、家の近くにある製麺所に知り合いがいると紹介してもらうことができ、1軒だけ見学を許してもらえたその製麺所に押しかけ、製麺のノウハウをいろいろ聞き、実際に動いている工場を見て、今まで考えていた、ネットで見る素人の製麺と学校で習った製麺と、製麺所のプロの製麺の違いを知れたことは本当にラッキーでした。

その後、かねてから見ていた製麺機製作所を訪ねて、実際にチリの粉でうった麺を食べてみて、日本製の製麺機の輸入を決断。

輸入する前にとにかく現地法人を、と慌ててチリでの会社設立。

と合わせて、チリ政府の外郭団体Sercotecによる女性の起業支援コンクールに応募、メトロポリタン州2000件の応募の中からの98件の支援対象企業に選ばれました。

家族の支援と、チリ政府の支援と、それから南米コネクトをはじめとする友人の皆さん達の助けをお借りして、

日本時間で2018年6月9日、無事wadaya food service spaを法人登記。

和名の屋号は和多屋。和田ではなく和多にしたのは、チリでは親戚や家族のいない移民の私達ですが、会社が和(「仲よくすること。互いに相手を大切にし、協力し合う関係、合わせること、プラス」)の多い場所になりますようにとの願いをこめてつけました。

その後もチリの銀行口座開設の難しさ、毎月閉めないといけない消費税申告、チリの税務、労務に関する勉強、その途中で自分のカルネが切れる、マスタード強盗にマスタードをかけられるなど、車をぶつける、等々 いろいろハプニングに見舞われますが、少しずつですが前進してきました。

 

2018年6月、www.wadaya.clを取得。

8月チリ法人Wadaya food service spaの銀行口座開設。

8月 Sercotec capital abeja emprende 2018のProyectoに選出される。

9月製麺機が無事到着。

9月 sercotecとの契約を完了

2018年10月23日 プロビデンシアの市役所にて、食品販売業の営業許可を取得

当面は製麺所としての許可を取ることが難しいことから、友人の紹介で、すでに営業許可を持っている工場に委託生産という形で、スタートすることになりました。

 

振り返れば、ここまでほぼ1年。

これから先もまだまだでこぼこ道だと思いますが、チリのティエンポにそって、毎日の過程を楽しみながら、

安全+美味しいの和を作っていきますので、

皆様どうぞよろしくお願いいたします。

 

和多屋 和田わかな